最近気温が下がってきて、エンジンをかけてしばらくの間、カタカタ異音がします。
アクセルを開けて回転数をあげると止まります。
でも、エンジンが温まってないと、アクセルを戻すとまたカタカタ。
音はタペット音だと思う、どちらかと言うとIN側、バイクに乗った状態の右側から。
バルブクリアランスと決めて調整に掛かりました。
前々から1回やってみたいなーと考えていたメンテの一つ。
重い腰がさらに重くなる要因はいくつかあって、
一つはエンジンのバルブホール?のキャップが普通に取れるのか?という疑問。
見るからに固着してそう。
もう一つは地味にタンクを外すのがめんどくさい。
ついにメンテに踏み切ったのですが、思ったよりもバルブは固くない。
それよりもクランクケースのキャップが固いし、Tマークをあわせることが大変。
詳細の作業方法はネットとか、サービスマニュアルを熟読してください。
10mmと6mmのヘキサゴンで左クランクケースのキャップ2カ所をはずして、
24と10のメガネとマイナスドライバー、17のソケットを準備してスタートです。
1. バルブホールのキャップを全部外しておきます。
思ったよりも固くなくて、すんなり回りました。ただ、メガネじゃないと舐めると思いました
2. クランクケースのキャップを2つ外します。
トルクレンチを用意して、と思ったのですが面倒なので全部合いマーク付けてやりました。
一回締めすぎて、破壊したことがあるので。
3. 真ん中(上の写真)の穴に17のソケットを突っ込んで、反時計回りにまわして、上の穴の中にある切り欠きとTマークをあわせます。
ここがかなり大変でした。まず、切り欠きにTマークがあうところが見えない。
サイドスタンドで傾いているのが大きな要因と、地面に近すぎて暗い。
ライトを口にくわえて、左に回しました。
詳しくはよくわかりませんが、Tマークをあわせても全くロッカーアームが動かないときと動くときがあります。
ネットの情報では、4サイクルなのでなんとかかんとか。
とりあえず全部のロッカーアームが動くところで調整に入りました。
4. IN 0.10mm、EX 0.12mmにあわせます。
ロックナットを少し緩めて、マイナスドライバーで調整。
調整後にナットを締めるときにまたずれるんだわ。
正直かなり少しのまわし方でかなりかわりました。
夢中でやったので、これしか画像が無いです。
結果は、全く改善しませんでした(笑
シックネスゲージで手は切れるし、調整が面倒だし、かなり大変。
作業としては難易度は高くないのです、調整と言う意味でかなり経験が要りそう。
キャブレターのメンテをやるときに、タンクを外すのでまたチャレンジしてみます。