2014年10月31日金曜日

那須 白笹山〜南月山登山

もう10月も終わりだけれど、10月頭の話を。
今回は茶臼岳周辺の山の稜線を歩く形の登山。



天気は今まで登った中で最高です。



























まずは白笹山を目指して登ります。
スタート地点近くにある、貯水池。
水力発電に使っているらしいですが、メンテナンス中なのか空でした。



























白笹山までが少しきつかった。
歩いた距離が今回は長かったので、最後にこの登りだとかなりきつかったかも。



























そこから稜線上をあるいて、南月山。
風も強くなく、空にもほとんど雲もなし。
空も青く山の緑との境がきれいです。



























茶臼岳の近くから、下に降りてお昼。
もう葉っぱが落ちている木も多くて、紅葉の時期をやや過ぎた感がありましたが、
少し離れて見るとそこそこきれいです。










































ゲイターはやっぱり蒸れます。
正直朝露にぬれたところをかき分けて、というシュチュエーションはあまりないので
靴の中に石が入るのを防ぐ、という役目を期待して装備しています。
その役目は良いのですが、透湿素材でもしばらく歩くとムレムレです。
ゴアテックスだとまた違うのかもしれないですが、
石が入らないようにするだけで良いので、なんらか違う装備を考えてみようと思います。

2014年10月1日水曜日

子供が迷子になって考えたこと


子供が迷子になって感じたこと、考えたことを忘れないうちに書き留めておくメモ。



ほんの一瞬目を離しただけ
休日ショッピングモール内を見て回り、ついでに食料品を買って帰る、という良くある週末の過ごし方。
嫁がレジでお金を払っているそのときに、氷とか段ボールを用意するために、子供をレジの近くにおいて、段ボールをもらって帰って来ると、

子供の姿はありませんでした。

会計しているレジのすぐ隣に居たのに、嫁も見ていないうちに失踪。
パニック状態になる嫁、そして自分。

ざっと周囲を見て見当たらないので、焦りながらもレジの人に状況を説明、探してもらう算段を。
顔面蒼白で焦る嫁、後から話を聞くと彼女は最後に子供が歩いている姿を見ていたのです。
そして子供がどういう行動を取るだろう、ということもある程度推測できていた。
二人ともパニック気味だったこともあって、状況把握と役割分担ができなかったことが1つの失敗です。
最大の失敗は、この状況を招いたことですが。

嫁の頭の中では最悪な状況がイメージされていたのだと思います。
ドラマで見るシーンのように、何もできずに立ちすくんでいました。

子供は生まれつき障がいがあって発育が遅く、自分の名前を伝えたりうまくできなくて、さらに自分が迷子になっている状況を理解できていないのです。
ということは、呼び出しにも応じるはずはなく、この広いモールから探し出さないといけないのです。
子供は心細い気持ちが半分と、自由にあちこち歩けて楽しい気持ちが半分だったのだと思います。

最近子供が犠牲になる事件も良く聞くので、もう二度と会えないのでは、と言う思いが探しているうちにだんだんと大きくなっていました。

























楽しいくて広いショッピングモールが仇に
広くてお店や見るところが多く、とても楽しいショッピングモール。
でも、迷子を捜すには最悪な環境です。
同じ場所なのに、今までの楽しかった状況が一変します。
感じるのは、焦り、会えない不安、そしてこの状況を招いた後悔。













お店の人は手際良く子供の特徴を聞き出して、館内放送をかけてくれます。
子供がうまくしゃべれないことを伝えると、モール内の警備員もつれてきてくれました。
しかしこの間5分くらい、こっちは焦っています。
子供の写真を表示した携帯を片手に、お店の人やマネキンのおねーちゃんに聞いて回って、走り回ります。

やっと館内放送があって、警備員も到着、探してもらう体制が整って捜索開始です。
しかし、警備員は1人。(最後まで1人しか見ませんでした)
どんなに広いモールでもそんなには警備員は居ないのでしょう。
今回は運が良かったことに、モールのショップ側(テナント側) ではなく、食料品のスーパー側(運営側)で迷子になったこと。
これのおかげで、捜索態勢は思ったよりも早く整ったのだと感じました。



走って探して考えたこと
館内放送の後、衣料品売り場のお姉さんがとても親身に探してくれました。
放送は注意して聞いていないと聞き逃すように感じました。
自分が聞いたときに、迷子が居ると言うことは認識しても、特徴は覚えていないように。

こんな時誰か一人でも親身になってくれる人が居るだけで、親は落ち着きます。
最後に御礼を伝えたときも、走り回って探してくれたようでハンカチで汗を拭いているところでした。

地下駐車場、上の階のおもちゃ売り場、外への出口、トイレ。
子供が居なくなって20分くらい。
こんなときに考えるのはやっぱり最悪の事態です。
正直もう二度と経験したくない事態でした。



発見報告
お店の人から電話。
しかし焦って切ってしまい、かけ直してもしょうがないので サービスカウンターに走ります。
どうやら似たような子供が発見されたとのこと。
このときに思ったのは、これで違う子供、というは落ちは要らない、と言うことだけです。

最終的に子供はスーパー側ではなく、モールのショップ側インフォメーションで捕獲されていました。
小さい子供が一人で歩いていたので、不審に思った周りの人たちがインフォメーションの人に伝えてくれていたようです。

ほっとしてかなり脱力してしまいました。
子供は自分が段ボールとかをもらいに行っているときに、追いかけてきて見失ってどんどん進んで歩いて行ってしまったようでした。

子供のところに着くと嫁と子供が顔を赤くして 座り込んでいました。
精神的な疲れと脱力感を味わいながら、無事に帰って来れました。



























学んだこと
やっぱりお店の人は頼りになります。
自分では探せない、何かあったと思ったら、すぐにでも探してもらうことだと思います 。

一番は子供から目を離してはいけないと言うこと。
昔から良く言われることですが、身をもって体感しました。
ほんの少しだから、と思ったことが裏目に出ます。
また、(その場では)目を離したつもりがないこと、後々考えるとなんであんな行動を、と思ってしまうことが多かったです。

多分この後は子供用の携帯とか、迷子になったときの対策を検討するんだと思います。
今回は大げさではなく命拾いしたと思いました。
無事に帰って来れただけでも良し、でした。