2014年11月20日木曜日

ラフシートバッグを購入 RR9022

今までシートバッグはヘンリービギンズ MIL A4を使っていました。
このバッグの利点は何と言っても高さが低いこと。
容量を大きくしなければ、あまり目立たず乗り降りに不自由を感じません。

はじめは少ない容量で使っていたのですが、通勤カバン以外に持ち運ぶものがあると容量を大きくして使わないと入らないようになっていました。
さらにバイクに固定しても、少しは前後にうごくので運転中に後ろか押されることがあります。
用途に合わなくなったこと、シートバッグがある程度の高さでも気にならなくなったことから、大きめのシートバッグを買うことにしました。


候補に挙げたのは
 モトフィズのミニフィールドシートバッグ
 ヘンリービギンズのMIL 30
 ラフ&ロードのラフシートバッグ


MIL30は今までヘンリービギンズを使っていたので、ものは良さそうと思いました。
ただ、前後の長さが今までよりやや長いので、後ろがやっぱり狭いと思って断念。

ミニフィールドシートバッグは、使っている人も多いみたいで、使い勝手も良さそう。
ただ、防水性で少しネガディブな評価があったので、通勤で雨の日も使うことを考えてやめました。

ラフシートバッグは、メーカーが言うベストセラーRR6013の後継機のようです。
過去のモデルの評価を見ても、そこまで悪い評価はなかったので、
個人的には相性は良くないメーカー、ラフ&ロードのバッグを選択しました。



























バッグの特徴
バイクへの固定はバンジーコード。
これは正直評価が分かれると思います。
ゴムをどのように取り回すか、かなり考えました。
シートに乗せて、車体のフレームにコードで真下に固定するのが一番良さそうです。
ただ、キャリアをつけている今のバイクではちょっと難しい。
というのも、コードの先がかなり大きめのフックでしかも硬いのです。
柔らかい紐とベルクロ?でカチッと止められるようになっている大奥のシートバッグと比べて、コードの先端が固くて大きいため、取り回しの自由度はやや低いと思います。

今回はキャリアの側面に、前後二本とも固定しました。
両方ともを前に持って行ったので、そのままだとひっくり返ります。
そこで、後ろのバンジーコードを、キャリアの下の出っ張りにひっかけました。
キャリアの下でクロスさせると、いろいろ引っかかって着脱がやり難かったです。



























いい乗せ方を発見することで、どこかのレビューにあったように装着は5秒です。
また、取り外した後に車体に紐など取り付け部品が残らないのは良いです。
取り外してバイクから取るときに、予想通りフックがどこかに引っかかりイラっとしますが。。。


◯ 使ってみて良かったところ
前後に短い設計
これは良いです。
荷物が増えると高さが上がって、乗り降りはやり難いですが、それを差し引いても
シートに余裕が出る点は良かった。


△ イマイチなところ
荷物が増えたときの不格好さ
荷物が増えると最初の外観は全くないです。
人によると思いますが、個人的には許容できる範囲です。

レインカバーが何故か銀色
多くのバッグは黒なのに。
色はいいとしても補修部品としての販売価格が高いので、飛ばないように気をつけます。
その点ヘンリービギンズのバッグは、飛ばないような対策があったので良かったかな。




× ダメなところ

持ち運び時の取っ手
どこについているのかな、というほどアンバランス。
持ちあげるとバッグが傾むいて、なんだかうまく運べないです。
取り外し式の肩掛けヒモも付いていますが、なんだか使いにくい。
もう少しメーカーで確認してほしいなぁ。


本体上部蓋の物入れ
前のモデルはツーリングマップルが入ったらしいですが、
今度のモデルは「正直何のためにここに物入れが?」というレベル。
写真のジッパーから右側、取っ手がない方にしか入らない仕様。
財布はぎりぎり?無くても良かったのでは?



























本体メインバッグ
なぜかマジックテープで本体内部の袋を止める構造。
これのおかげで、いろんな繊維がテープに吸い取られます。
紐で絞るような巾着構造にできなかったのかな?
中に外のジッパー一つでアクセスできるようになっていますが、あまり使わないなぁ、という感想。






まとめ
着脱は案外便利。
思ったよりもきっちり固定されるので、ズレなどは無し。
強度とかではなく、バッグの設計は中途半端な感じがします。
コードの耐久性はこれからですが、コードでの装着に魅力を感じればお勧めできます。

2014年10月31日金曜日

那須 白笹山〜南月山登山

もう10月も終わりだけれど、10月頭の話を。
今回は茶臼岳周辺の山の稜線を歩く形の登山。



天気は今まで登った中で最高です。



























まずは白笹山を目指して登ります。
スタート地点近くにある、貯水池。
水力発電に使っているらしいですが、メンテナンス中なのか空でした。



























白笹山までが少しきつかった。
歩いた距離が今回は長かったので、最後にこの登りだとかなりきつかったかも。



























そこから稜線上をあるいて、南月山。
風も強くなく、空にもほとんど雲もなし。
空も青く山の緑との境がきれいです。



























茶臼岳の近くから、下に降りてお昼。
もう葉っぱが落ちている木も多くて、紅葉の時期をやや過ぎた感がありましたが、
少し離れて見るとそこそこきれいです。










































ゲイターはやっぱり蒸れます。
正直朝露にぬれたところをかき分けて、というシュチュエーションはあまりないので
靴の中に石が入るのを防ぐ、という役目を期待して装備しています。
その役目は良いのですが、透湿素材でもしばらく歩くとムレムレです。
ゴアテックスだとまた違うのかもしれないですが、
石が入らないようにするだけで良いので、なんらか違う装備を考えてみようと思います。

2014年10月1日水曜日

子供が迷子になって考えたこと


子供が迷子になって感じたこと、考えたことを忘れないうちに書き留めておくメモ。



ほんの一瞬目を離しただけ
休日ショッピングモール内を見て回り、ついでに食料品を買って帰る、という良くある週末の過ごし方。
嫁がレジでお金を払っているそのときに、氷とか段ボールを用意するために、子供をレジの近くにおいて、段ボールをもらって帰って来ると、

子供の姿はありませんでした。

会計しているレジのすぐ隣に居たのに、嫁も見ていないうちに失踪。
パニック状態になる嫁、そして自分。

ざっと周囲を見て見当たらないので、焦りながらもレジの人に状況を説明、探してもらう算段を。
顔面蒼白で焦る嫁、後から話を聞くと彼女は最後に子供が歩いている姿を見ていたのです。
そして子供がどういう行動を取るだろう、ということもある程度推測できていた。
二人ともパニック気味だったこともあって、状況把握と役割分担ができなかったことが1つの失敗です。
最大の失敗は、この状況を招いたことですが。

嫁の頭の中では最悪な状況がイメージされていたのだと思います。
ドラマで見るシーンのように、何もできずに立ちすくんでいました。

子供は生まれつき障がいがあって発育が遅く、自分の名前を伝えたりうまくできなくて、さらに自分が迷子になっている状況を理解できていないのです。
ということは、呼び出しにも応じるはずはなく、この広いモールから探し出さないといけないのです。
子供は心細い気持ちが半分と、自由にあちこち歩けて楽しい気持ちが半分だったのだと思います。

最近子供が犠牲になる事件も良く聞くので、もう二度と会えないのでは、と言う思いが探しているうちにだんだんと大きくなっていました。

























楽しいくて広いショッピングモールが仇に
広くてお店や見るところが多く、とても楽しいショッピングモール。
でも、迷子を捜すには最悪な環境です。
同じ場所なのに、今までの楽しかった状況が一変します。
感じるのは、焦り、会えない不安、そしてこの状況を招いた後悔。













お店の人は手際良く子供の特徴を聞き出して、館内放送をかけてくれます。
子供がうまくしゃべれないことを伝えると、モール内の警備員もつれてきてくれました。
しかしこの間5分くらい、こっちは焦っています。
子供の写真を表示した携帯を片手に、お店の人やマネキンのおねーちゃんに聞いて回って、走り回ります。

やっと館内放送があって、警備員も到着、探してもらう体制が整って捜索開始です。
しかし、警備員は1人。(最後まで1人しか見ませんでした)
どんなに広いモールでもそんなには警備員は居ないのでしょう。
今回は運が良かったことに、モールのショップ側(テナント側) ではなく、食料品のスーパー側(運営側)で迷子になったこと。
これのおかげで、捜索態勢は思ったよりも早く整ったのだと感じました。



走って探して考えたこと
館内放送の後、衣料品売り場のお姉さんがとても親身に探してくれました。
放送は注意して聞いていないと聞き逃すように感じました。
自分が聞いたときに、迷子が居ると言うことは認識しても、特徴は覚えていないように。

こんな時誰か一人でも親身になってくれる人が居るだけで、親は落ち着きます。
最後に御礼を伝えたときも、走り回って探してくれたようでハンカチで汗を拭いているところでした。

地下駐車場、上の階のおもちゃ売り場、外への出口、トイレ。
子供が居なくなって20分くらい。
こんなときに考えるのはやっぱり最悪の事態です。
正直もう二度と経験したくない事態でした。



発見報告
お店の人から電話。
しかし焦って切ってしまい、かけ直してもしょうがないので サービスカウンターに走ります。
どうやら似たような子供が発見されたとのこと。
このときに思ったのは、これで違う子供、というは落ちは要らない、と言うことだけです。

最終的に子供はスーパー側ではなく、モールのショップ側インフォメーションで捕獲されていました。
小さい子供が一人で歩いていたので、不審に思った周りの人たちがインフォメーションの人に伝えてくれていたようです。

ほっとしてかなり脱力してしまいました。
子供は自分が段ボールとかをもらいに行っているときに、追いかけてきて見失ってどんどん進んで歩いて行ってしまったようでした。

子供のところに着くと嫁と子供が顔を赤くして 座り込んでいました。
精神的な疲れと脱力感を味わいながら、無事に帰って来れました。



























学んだこと
やっぱりお店の人は頼りになります。
自分では探せない、何かあったと思ったら、すぐにでも探してもらうことだと思います 。

一番は子供から目を離してはいけないと言うこと。
昔から良く言われることですが、身をもって体感しました。
ほんの少しだから、と思ったことが裏目に出ます。
また、(その場では)目を離したつもりがないこと、後々考えるとなんであんな行動を、と思ってしまうことが多かったです。

多分この後は子供用の携帯とか、迷子になったときの対策を検討するんだと思います。
今回は大げさではなく命拾いしたと思いました。
無事に帰って来れただけでも良し、でした。


2014年9月20日土曜日

那須 朝日岳登山

8月はちょっとしたハイキングをして、今回は那須茶臼岳の近く、朝日岳に登ってきました。

まずは登山道入り口に近い駐車場を確保するのが大切。
昨年茶臼岳に登ったときは、大丸温泉駐車場に「やっと」とめることができました。
そこから登山道入り口までが遠い。
半分以上のメンバーは、そこまででへばってしまいました。

今回は紅葉前のシーズンだけれど、少し早めに6:30には登山道入り口の駐車場に到着。
そこから準備して登山開始、としました。

駐車場に付いたときの天気は、正直微妙な天気。
雨ではないけれど、晴れてもいない。



























今回は昨年の反省から、1年かけて装備を整えました。
まずは靴。
昨年の登山後に即購入。
スニーカーで山は登れんばい。

次にリュックサック。
専用の物はやっぱり疲れにくく作ってあります。

今回は出番はありませんでしたが、休憩中にお尻の下に敷くクッション。
ゲイターなどと呼ばれているらしいスパッツ。
そして杖。

結論から申しますと、当然昨年の茶臼岳よりも楽でした(そう感じました)。
まずは峰の茶屋を目指します。
今回はそこで朝ご飯としました。(朝は食べていたので、この日は1日4食に)



























そこではやっぱり天気はあまりよくなかったのですが、朝日岳に登るときには風も止んで
とても良い天気になっていました。



























朝日岳は鎖をたよりに、ガレ場を登って行くような感じでした。
もうごつごつ。
そんな感じで山頂に。
ここまでで休憩含めて3時間もかからない程度。
右側に見えるのは茶臼岳。



























最初、山に登るときに「登るのは良いけれど、また同じ道をおりてくるのが嫌だなぁ」
と、思いましたが、降りるときは特に時間は気にならない程早く降りれます。

登山は一言でいうと達成感が味わえます。
ただ、その一言で言い表すには足りない程、満足感が得られます。
一人で登るにはハードルが高いですが、経験あるメンバーを巻き込めるととても楽しくなってきます。
と言うことで、来月は那須の山々を稜線上に歩いてみる計画です。
心配なのは1に天気、2におトイレ、ですか。

2014年9月2日火曜日

泥よけ作成 その2


前回作成した泥よけ。
使ったファイルが若干厚めだったので、磁石での固定に少し不安があるかな。
と言うことでホームセンターで買い直して再作成に挑みました。


買ってきたのはこのファイル。
今の物より薄いけれど、ppと書いてあるので濡れても大丈夫。




























色が着いて線も入っています。
要らないスプレーで色塗りするのでこれで良しとしています。
線は裏返せば見えないし、この色でよければ色も塗らなくて良いので簡単です。


今までの変遷を。


最初はクリアファイル。
これはちょっと見た目が貧相、だけれどもどんどん取り替えても安価。
だって貰い物がたくさんあるし。



























次にちょっと厚手のファイル。
縦に線が入っていたので、模様としては良いけれどちょっと厚くて曲げにくかったので
磁石での固定には少し不安があります。



























最後によく見るファイル。
加工も簡単、厚みもちょうど良い上に走行中に曲がることもなく
何より自作した、と言う満足感で一杯です。
今回はシリコン系の油性スプレーというもので塗りました。
力を入れてこすると取れてきそうな感じもあります。
今度は黒系のやつで作り直してみよう。



























肝心な効果の程を。
その1の最初に書いたように、泥はねは解決しませんでした。
やや減った感じはしますが、フェンダーの左右部分からの水しぶきが
押さえきれていないので、それが跳ねてきているようです。
しばらく様子見、ですが見た目もそれほど悪くない、と自分では思っているので
このまま付けておくことにします。

2014年8月28日木曜日

泥よけ作成 その1

少し前にチェーンガードから、オイルが飛散しないようにチェーンガードを延長してみました。
その結果は良好、自分の背中やバイクにオイルが飛び散ることが無くなりました。
ただ、リアホイールには相変わらずオイルが付いています。

どうやら、
チェーンガード → リアホイール → バイクじゃないところ
とオイルは飛んでいくようです。

なので、前回考えた、リアホイールから自分の背中に付く、と言う仮説は間違いの様です。
長くなりましたが、チェーンオイルの飛散問題は解決。



次に考えたのは、リアタイヤが雨の日に巻き上げる泥はねを防ぐ方法です。
制作は思った以上に簡単に進んだのですが、根本解決には残念ながら至りませんでした。


まず、ネットで「フェンダー 延長」と打ち込み情報収集します。
紙でなくてppとかのファイル(バインダー)を切って、
プラスチック系のフェンダーに、両面テープで貼付けている方々もいます。

物は試しと、手元にあったクリアファイルでリアフェンダーを延長してみます。
あいにくというか幸運にもフェンダーが鉄なので磁石が使えます。
これをまずは試してみたところ、かなり良いです。
少しの路面の濡れであれば、フェンダを少し長区することで泥はねは防げるようです。

とここで思い返してみると、純正のフェンダーをWMの物に替えたことが、
泥はねを悪化させた要因のようにも思います。

クリアファイルは見た目があまり良くないこともあったので、
100円ショップでバインダーを仕入れて、制作に取りかかりました。



なぜかA3サイズ。
おかげで家までバイクで持って帰るのが大変でした。
A3とかバイク乗りには辛いとですたい。



























かたどりした物を参考に、ファイルを加工していきます。
真ん中上の穴はこの部分にフェンダーのボルトがあるので、よけておきました。
ただ、最終的には穴から上の部分を切ってしまいました。
今まで付けていたクリアファイルよりも厚みがあって固いので、
うまく曲がらなかったからです。



























そして取付。
最初はフェンダーの湾曲部分にあわせて、横の長さを決めていたのですが、
何だが見た目も具合も悪いので、フェンダー横の部分はやめて、
フェンダー天面の部分で横の長さを決めてみました。













ついでにフロントフェンダーにも付けてみます。
超適当に型取りして作った物ですが、思った以上にしっくりきます。



























フロントフェンダーとタイヤの間に隙間が少ないので、少し作業はし難いです。
磁石が小さければ問題ない感じです。
60km/h程度での走行では取れないことを確認してみました。

磁石は磁力の強い物は高くて、表のコーティングによっては錆びるようです。
とりあえず、LANケーブルのハブに付いていた物を流用していますが、
外で別の用途に使っていたので、これも表のメッキが剥がれて錆びています。
ホームセンターで売ってる、ホワイトボードとかに付けるものを試してみようと思います。
使用しての感想は次回。

2014年8月26日火曜日

バルブクリアランス調整 2回目

前回調整したのが2013年12月、そこから半年ちょっとで再調整してみました。
きっかけは、エンジンが温まってアイドリングが安定したときのエンジン音が高い音になってきた感じがして、
お盆の暇な時間を使って調整に再チャレンジしてみました。


前回の自分が書いた記事を参考に、工具を集めて準備していきます。
>10mmと6mmのヘキサゴンで左クランクケースのキャップ2カ所をはずして、
>24と10のメガネとマイナスドライバー、17のソケットを準備してスタートです。



前回付けたマジックの跡を確認しておきます。
トルクレンチがないので、最後はそこまで締め込めばオッケー、という目印にします。





















サービスマニュアルを参考に、調整を試みます。
結局排気の右側がややずれていたので、そこを調整して復旧。























前回交換からの距離を参考にして、プラグも交換です。
こういう時単気筒は便利、だけれどももう少し交換しやすい場所にプラグを付けてもらっても、とおもいます。





















新品と使用済み品の善し悪しは良くわかりません。
バルブクリアランス調整と、プラグ交換の後体感できる違いはないですが、
何となく調子が良くなった感じがします。

今回メンテナンスをした中では、プラグホール周りの小さい石とかがエアーを吹き付けても取れていないのが気になります。
プラグを締め込むときに、若干石をかみ込んでる感触がします。
今度はプラグを付けたまま、ガムテープでも割り箸に巻き付けて取ってみようと思います。
プラグを外していて、プラグホールに石が入って行ったりすると厄介なので。

2014年8月14日木曜日

夏の那須

町中は暑くても少し山の方に行くと、日陰が多くて涼しい。
通勤途中で、ちょっと道を入るとこんなところに。









良い天気のときは、両脇のトウモロコシもこんなにきれいに見えます。
これは飼料用なので背が高くて、夏っぽい雰囲気を出しています。









朝からこんな天気だと、このまま会社に行くのはもったいないな。

2014年8月3日日曜日

ブレーキキャリパーメンテナンス

だいぶ前から気になっていたところについに踏み込みました。

しばらく前から、ブレーキのたびにククッとなるような、なんだか違和感がありました。
フロントブレーキのパッド残量はまだあるし、ということはピストンの動きがおかしいのだという結論に至りました。

フルードとか、ピストンシールとか純正部品他を発注して、思い立ってから3ヶ月以上たって、やっとメンテナンス実施に至りました。


最初にタンクにバスタオルを。
ブレーキフルードがかかると塗装を痛めるらしいです。
見えないところなら良いけど、タンクは目立つので念のため。

























まずはブレーキキャリパーを車体から外せるよう、ボルトを緩めておきます。
ネジロックが付いているようでなめそうでした。
マスターシリンダーのふたを外していたので、車体が傾けられず緩めるのに苦労しました。























外す前に、パッドピン(マイナスで開けるふたの奥の物)も緩めておいた方が良いです。
何かをしておかないと、という意識はあったものの、ブレーキホースの部分を緩めてしまい、フルードがにじんで作業しづらかったです。


その後、ブレーキをにぎにぎして、抜ける直前までピストンを出しておきます。
パッドを片一方だけ挟んでにぎにぎすれば、動きの悪いピストンも出てこられるので大丈夫。


両方のピストンが出た後、フルードを抜きます。
このフルードを抜く場所に着けるホース、サイズを見誤りました。
これのおかげでこのあとずっと苦労しました。
























外したキャリパー本体に、エアーを突っ込んでピストンを外します。
コンプレッサーがある環境だったので、今回は使いましたが、ない場合はピストン外す専用の工具を買った方が良いかと思われます。


中性洗剤に、使い古しの歯ブラシと爪楊枝を使ってきれいに洗浄。
パーツクリーナー半分くらい使いました。
ただこれ以上はきれいにならなかったのでこれで良しとして次に。
























シール類を入れて、ピストンを入れてみます。
ある程度すんなり入っているので、まあ大丈夫だと思います。
























今回はパッドも交換しました。
次のときはゴムのブーツのような物も替えた方が良さそう。






















取り付けて、エア抜き。
ホースのせいでここが一番苦労しました。
すぐ抜けるから、押さえながらメガネを緩めながら、もう大変を通り越して
イライラしっぱなし。
次は柔らかいシリコンのようなホースでも買います。























試しにブレーキをかけたり、ゆっくり走ったりして大丈夫なので終了としました。
走らないよりも止まらない、は避けないといけないので念入りに確認を。
ブレーキは違和感は無くなりましたが、少し鳴きます。
面取りしなかったことくらいしか原因が思い浮かばないので、今度面取りして様子を見てみようと思います。


ついでにエンジンオイルも交換しました。
前回同様、NUTECのZZ−01。
オイルフィルターまで替えて1.7L弱入れたところで、ゲージの上限あたり。
やっぱり少なめに入れて、ちょっと走って確認するのが良さそう。





2014年7月25日金曜日

チェーンからのオイル飛散防止 5

できあがったものを塗装して、取付です。

適当な階段うらに針金で吊るし上げ。



















黒スプレーをシュー。
チェーンカバーも色あせていたので、ついでに塗りました。
つや消しブラック、油性です。
結局本来塗ろうと思っていた物は塗らないことになり、勝手に使って良い
と嫁に払い下げて頂いたスプレーです。




















乾いてみると、プロには激怒される出来映え。
一度に塗り過ぎですね。
もう一回ペーパーで削ってから再塗装も考えましたが、
面倒なのとどうせ目立たない箇所なのでそのままにしました。



















こんな感じで取り付け。



















結局、#380のほうを使い、一方は予備にしました。
改めて良く見ると、こちらの方が薄い。

見た目を捨てきれず、裏にナットをはめました。
そのため、外れないようにネジロックを一応塗りました。



















そして取り付け。
この伸びた分でどこまでオイル飛散を防げるか。
汚れの目立つメッシュジャケットを着て、しばらく通勤してみます。


2014年7月23日水曜日

チェーンからのオイル飛散防止 4

出来上がったチェーンカバー延長部品を、穴をあけての取付を考えて行きます。



まずは適当な位置を決めて、チェーンカバー本体を加工。




















場所を決めて、小さいドリルを使って穴をあけて行きます。
手動で小さい工具ですが、思ったよりも固くなく、すんなり穴があきました。




















真ん中で4カ所、左右側面に2カ所、M3のボルトで止めることにしました。




















次に取り付けるFRPをあてがって、穴の位置を決めます。





















シャリシャリ音がしてFRPも案外簡単に穴があきます。





















そして仮止め。
ボルトの頭を表に出した方が見栄えは良いのですが、外れることを考えると
ナットを表に出した方が良さそう。
ナットを裏側にすると外れたことが分かり難いですから。





















FRPの穴位置を少しずらして取り付け位置を2段階で替えられるようにしました。
どちらが良いのか、正直分かりません。
上の方が無難なイメージですが、付いていれば下でもダサさはかわらない感じがします。






















形は不格好ですが、多分効果があると思われる物が作成できました。
後は塗装のみですが、別に塗装しようと思って買ってあるスプレーがあるので
そちらを塗装した後に、塗装を行って完成と使用と思います。